聖書

ヨハネ福音書14章16節〜31節(平安)

わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでも

あなたがたと、ともにおられるためにです。その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその

方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あな

たがたのうちにおられるからです。わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。わたしは、あなたがたのところに戻って

来るのです。いましばらくで世はわたしを見なくなります。しかし、あなたがたはわたしを見ます。わたしが生きるので、あな

たがたも生きるからです。その日には、わたしが父におり、あなたがたがわたしにおり、わたしがあなたがたにおることが、あ

なたがたにわかります。わたしの戒めを保ち、それを守る人は、わたしを愛する人です。私を愛する人はわたしの父に愛され、

わたしもその人を愛し、わたし自身を彼に現します。」イエスカリオテでないユダがイエスに言った。「主よ。あなたは、私た

ちにはご自分を現そうとしながら、世には現そうとなさらないのは、どういうわけですか。」イエスは彼に答えられた。「だれ

でもわたしを愛する人は私のことばを守ります。そうすれば、わたしの父はその人を愛し、わたしたちはその人のところに来て

、その人とともに住みます。わたしを愛さない人は、私のことばを守りません。あなたがたがきいていることばは、わたしのも

のではなく、わたしを遣わした父のことばなのです。このことをわたしは、あなたがたといっしょにいる間に、あなたがたに話

しました。しかし、助け主、すなわち父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また

、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。わたしは、あなたがたに平安を残します。わたし

は、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を

騒がしててはなりません。恐れてはなりません。『わたしは去って行き、また、あなたがたのところに来る』とわたしが言った

のを、あなたがたは聞きました。あなたがたは、もしわたしを愛しているなら、わたしが父のもとに行くことを喜ぶはずです。

父はわたしよりも偉大な方だからです。そして今わたしは、そのことの起こる前にあなたがたに話しました。それが起こったと

きに、あなたがたが信じるためです。わたしは、もう、あなたがたに多くは話すまい。この世を支配する者が来るからです。彼

はわたしに対して何もすることはできません。しかしそのことは、わたしが父を愛しており、父の命じられたとおりに行ってい

ることを世が知るためです。立ちなさい。さあ、ここから行くのです。


***イエス様が与えてくださる平安と、世の中の思っている平安とは異なります。どこがどう違うのか、考えてみましょう。

   聖書に何度も触れることによって、ことばの奥の真理を理解することができるようになります。聖書のことばに触れましょう。