礼拝
イエスは宮で教えられたとき、献金箱のある所でこのことを話された。しかし、だれもイエスを捕らえなかった。イエスの時がまだ来てい
なかったからである。 イエスはまた彼らに言われた。「わたしは去って行きます。あなたがたはわたしを捜すけれども、自分の罪の中で死に
ます。わたしが行く所に、あなたがたは来ることができません。」そこで、ユダヤ人たちは言った。「あの人は『わたしが行く所に、あなた
がたは来ることができない』と言うが、自殺するつもりなのか。」 それでイエスは彼らに言われた。「あなたがたが来たのは下からであり、
わたしが来たのは上からです。あなたがたはこの世の者であり、わたしはこの世の者ではありません。それでわたしは、あなたがたが自分の
罪の中で死ぬと、あなたがたに言ったのです。もしあなたがたが、わたしのことを信じなければ、あなたがたは自分の罪の中で死ぬので
す。」 そこで、彼らはイエスに言った。「あなたはだれですか。」イエスは言われた。「それは初めからわたしがあなたがたに話そうとして
いることです。 わたしには、あなたがたについて言うべきこと、さばくべきことがたくさんあります。しかし、わたしを遣わした方は真実で
あって、わたしはその方から聞いたことをそのまま世に告げるのです。」 彼らは、イエスが父のことを語っておられたことを悟らなかった。
イエスは言われた。「あなたがたが人の子を上げてしまうと、その時、あなたがたは、わたしが何であるか、また、わたしがわたし自身から
は何事もせず、ただ父がわたしに教えられたとおりに、これらのことを話していることを、知るようになります。わたしを遣わした方はわた
しとともにおられます。わたしをひとり残されることはありません。わたしがいつも、そのみこころにかなうことを行うからです。」イエス
がこれらのことを話しておられると、多くの者がイエスを信じた。そこでイエスは、その信じたユダヤ人たちに言われた。「もしあなたがた
が、わたしのことばにとどまるなら、あなたがたはほんとうにわたしの弟子です。そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自
由にします。」彼らはイエスに答えた。「私たちはアブラハムの子孫であって、決してだれの奴隷になったこともありません。あなたはどう
して、『あなたがたは自由になる』と言われるのですか。」 イエスは彼らに答えられた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。罪
を行っている者はみな、罪の奴隷です。 奴隷はいつまでも家にいるのではありません。しかし、息子はいつまでもいます。 ですから、もし
子があなたがたを自由にするなら、あなたがたはほんとうに自由なのです。 わたしは、あなたがたがアブラハムの子孫であることを知ってい
ます。しかしあなたがたはわたしを殺そうとしています。わたしのことばが、あなたがたのうちに入っていないからです。わたしは父のもと
で見たことを話しています。ところが、あなたがたは、あなたがたの父から示されたことを行うのです。」
***イエス様に対してねたみがある人たちが、イエス様のことばを信じることができないのは、心が聖くないからです。心の中が荒れてい
ると、悪魔が近寄り、心の中を操ろうとします。心の掃除をいつもして、心を清めていきましょう。