礼拝

ヨハネ福音書8章1節〜19節(正しいさばき)

エスはオリーブ山に行かれた。 そして、朝早く、イエスはもう一度宮に入られた。民衆はみな、みもとに寄って来た。イエスはすわって

、彼らに教え始められた。すると、律法学者とパリサイ人が、姦淫の場で捕らえられたひとりの女を連れて来て、真ん中に置いてから、イエ

スに言った。「先生。この女は姦淫の現場でつかまえられたのです。モーセは律法の中で、こういう女を石打ちにするように命じています。

ところで、あなたは何と言われますか。」 彼らはイエスをためしてこう言ったのである。それは、イエスを告発する理由を得るためであっ

た。しかし、イエスは身をかがめて、指で地面に書いておられた。 けれども、彼らが問い続けてやめなかったので、イエスは身を起こして言

われた。「あなたがたのうちで罪のない者が、最初に彼女に石を投げなさい。」そしてイエスは、もう一度身をかがめて、地面に書かれた。

彼らはそれを聞くと、年長者たちから始めて、ひとりひとり出て行き、イエスがひとり残された。女はそのままそこにいた。イエスは身を起

こして、その女に言われた。「婦人よ。あの人たちは今どこにいますか。あなたを罪に定める者はなかったのですか。」 彼女は言った。「だ

れもいません。」そこで、イエスは言われた。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。今から決して罪を犯してはなりません。」〕

エスはまた彼らに語って言われた。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つの

です。」 そこでパリサイ人はイエスに言った。「あなたは自分のことを自分で証言しています。だから、あなたの証言は真実ではありませ

ん。」イエスは答えて、彼らに言われた。「もしこのわたしが自分のことを証言するなら、その証言は真実です。わたしは、わたしがどこか

ら来たか、また、どこへ行くかを知っているからです。しかしあなたがたは、わたしがどこから来たのか、またどこへ行くのか知りません。

あなたがたは肉によってさばきます。わたしはだれをもさばきません。 しかし、もしわたしがさばくなら、そのさばきは正しいのです。

なぜなら、わたしひとりではなく、わたしとわたしを遣わした方とがさばくのだからです。 あなたがたの律法にも、ふたりの証言は真実で

あると書かれています。わたしが自分の証人であり、また、わたしを遣わした父が、わたしについてあかしされます。」すると、彼らは

エスに言った。「あなたの父はどこにいるのですか。」イエスは答えられた。「あなたがたは、わたしをも、わたしの父をも知りません

。もし、あなたがたがわたしを知っていたなら、わたしの父をも知ってたでしょう。」


***人々はイエス様をさばこうとします。しかし、心の中が濁っていると、正しいさばきをすることはできないのです。イエス様を知る

   ことが出来る人が本当の神を知り、正しいさばきか、否かを判断することが出来るのです。