礼拝
マタイの福音書17章14節〜21節(断食の祈り)
彼らが群衆のところに来たとき、ひとりの人がイエスのそば近くに来て、御前に
ひざまずいて言った。「主よ。私の息子をあわれんでください。てんかんで、大
変苦しんでおります。何度も何度も火の中に落ちたり、水の中に落ちたりいたし
ます。そこで、その子をお弟子さんたちのところに連れて来たのですが、直すこ
とができませんでした。」イエスは答えて言われた。「ああ、不信仰な、曲がっ
た今の世だ。いつまであなたがたといっしょにいなければならないのでしょう。
いつまであなたがたにがまんしていなければならないのでしょう。その子をわた
しのところに連れて来なさい。」そしてイエスがその子をおしかりになると、悪
霊は彼から出て行き、その子はその時から直った。そのとき、弟子たちはそっと
イエスのもとに来て、言った。「なぜ、私たちには悪霊を追い出せなかったので
すか。」イエスは言われた。「あなたがたの信仰が薄いからです。まことにあな
たがたに告げます。もし、からし種ほどの信仰があったら、この山に『ここから
あそこに移れ。』と言えば移るのです。どんなことでも、あなたがたにできない
ことはありません。[ただし、この種のものは、祈りと断食によらなければ出て
行きません。]」
***断食の祈りをしようとするとき、思いの中に惑わしの霊があたかも正しい
答えのように介入し、そうさせまいと邪魔をします。栄養が足りないと体
に良くない、抵抗力がなくなる、こんなにハードに動くのに食べないと死
んでしまう。様々な言葉が舞い込んで、断食を決断することが出来なくな
るのです。まさに命をかけるほどの気持ちで取り組む必要があります。そ
のとき神の栄光が顕れるのです。