礼拝
エペソ人への手紙4章16節〜32節(愛のことば)
キリストによって、からだ全体は一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また
、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、成長して、愛のうちに建て
られるのです。そこで私は、主にあって言明し、おごそかに勧めます。もはや異邦人がむなし
い心で歩んでいるように歩んではなりません。彼らはその知性において暗くなり、彼らのうち
にある無知と、かたくなな心とのゆえに、神のいのちから遠く離れています。道徳的に無関係
となった彼らは、好色に身をゆだねて、あらゆる不潔な行ないをむさぼるようになっています
。しかし、あなたがたはキリストのことを、このようには学びませんでした。ただし、ほんと
うにあなたがたがキリストに聞き、キリストにあって教えられているのならばです。まさしく
真理はイエスにあるのですから。その教えとは、あなたがたの以前の生活について言うならば
、人を欺く情欲に滅びに行く古い人を脱ぎ捨てるべきこと、またあなたがたが心の霊において
新しくされ、真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造りだされた、新しい人を身に着るべ
きことでした。ですから、あなたがたは偽りを捨て、おのおの隣人に対して真実を語りなさい
。私たちはからだの一部分として互いにそれぞれのものだからです。怒っても、罪を犯しては
なりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにし
なさい。盗みをしている人は、もう盗んではいけません。かえって、困っている人に施しをす
るため、自分の手をもって正しい仕事をし、ほねおって働きなさい。悪いことばを、いっさい
口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く
人に恵みを与えなさい。神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のため
に、聖霊によって証印を押されておるのです。無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどをいっ
さいの悪意とともにみな捨て去りなさい。お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリ
ストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。
***今日の箇所には愛のことばというテーマです。ことばにはさまざまな形がありますが、
この箇所にもあるように人の徳を養うのに役立つことばをたくさん語り合うようにして
いきたいものですね。そのためにはこころが愛で満たされていないと、こだわりや、怒
りや、ねたみ等があるとことばにその思いが出てしまうので、人の徳を養うこともでき
なくて、それどころか逆に自分自身をさらに落ち込ませることにもなりかねないので、
こころは常に祈って清めておきましょう。