礼拝

コリントへの第一の手紙3章10節〜23節(神の神殿)

与えられた神の恵みによって、私は賢い建築家のように、土台を据えました。そして、他の人が

その上に家を建てています。しかし、どのように建てるかについてはそれぞれが注意しなければ

なりません。というのは、だれも、すでに据えられている土台のほかに、ほかの物を据えること

はできないからです。その土台とはイエス・キリストです。もし、だれかがこの土台の上に、金

銀、宝石、木、草、わらなどで建てるなら、各人の働きは明瞭になります。その日がそれを明ら

かにするのです。というのは、その日は火とともに現われ、この火がその力で各人の働きの真価

をためすからです。もし、だれかの建てた建物が残れば、その人は報いを受けます。もし、だれ

かの建てた建物が焼ければ、その人は損害を受けますが、自分自身は、火の中をくぐるようにし

て助かります。あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知

らないのですか。もし、だれかが、神の神殿をこわすなら、神がその人を滅ぼされます。神の神

殿は聖なるものだからです。あなたがたがその神殿です。だれも自分を欺いてはいけません。も

し、あなたがたの中で、自分は今の世の知者だと思う者がいたら、知者になるためには愚かにな

りなさい。なぜなら、この世の知恵は、神の御前では愚かだからです。こう書いてあります。「

「神は、知者どもを彼らの悪賢さの中で捕らえる。」また、次のようにも書いてあります。「主は

知者の論議を無益と知っておられる。」ですから、だれも人間を誇ってはいけません。すべては

あなたがたのものです。パウロであれ、アポロであれ、ケパであれ、また世界であれ、いのちで

あれ、死であれ、また現在のものであれ、未来のものであれ、すべてあなたがたのものです。そ

して、あなたがたはキリストのものであり、キリストは神のものです。


+++私たち人間はおのおの自分の信じる神に向かって信仰を深めていく道を歩んでいますが、

   この人生の道が迷路であり、信じて進むその道がたどり着けば暗黒であった・・・という

   人が大半ではないでしょうか。今、神の神殿に向かって真理の道を進んでおられる人は、

   どのくらいいるでしょう。神はすべての人に光を与えているのに受けとらず、暗黒の世界

   に進んでいるのです。間違った信じ方をして・・・・少しでも多くの人がそれに気がつい

   て、神の神殿に向かわれるようになることを祈ります。