礼拝
コリントへの手紙第一3章1節〜9節(大自然のめぐみ)
さて、兄弟たちよ。私は、あなたがたに向かって、御霊に属する人に対するようには
話すことができないで、肉に属する人、キリストにある幼子に対するように話しまし
た。私はあなたがたには、乳を与えて、堅い食物を与えませんでした。あなたがたに
は、まだ無理だったからです。実は今でもまだ無理なのです。あなたがたは、まだ肉
に属しているからです。あなたがたの間にねたみや争いがあることからすれば、あな
たがたは肉に属しているのではありませんか。ある人が、「私はパウロにつく。」と言
えば、別の人は「私はアポロに。」と言う。そういうことでは、あなたがたは、ただの
人たちではありませんか。アポロとは何でしょう。パウロとは何でしょう。あなたが
たが信仰に入るために用いられたしもべであって、主がおのおのに授けられたとおり
のことをしたのです。私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたの
は神です。それで、たいせつなのは、植える者でも、水を注ぐ者でもありません。成
長させてくださる神なのです。植える者と水を注ぐ者は、一つですが、それぞれ自分
の働きに従って自分自身の報酬を受けるのです。私たちは神の協力者であり、あなた
がたは神の畑、神の建物です。
***私たち人間は、よく、あの人のおかげ・・あの会社のおかげ・・この人が助け
てくれた・・・あの病院がよかったから・・・という。もちろん感謝する気持
ちは大事です。しかし、そのそれぞれの出会いを導いてくれるのも神様であり
、すべての起こる事がらも神様によってなされていることです。植えてくださ
る人も、水を注いでくださる人も、ありがたいことです。しかし、おおもとの
植える種や水は神様から与えられて、はじめて実るのです。宇宙の大自然を神
様が創りました。そのひとつである太陽もなければ、植物も、また、人間も、
生きていくことはできません。神様に感謝する日々を忘れないようにしたいも
のですね。