心の財産
昨日大阪のお友達と、福岡で待ち合わせをして、福岡のカウンセラーA さんのところへ
行く予定だった。バス停まで徒歩で歩いて30分。ギリギリでバスに飛び乗ったものの、携帯
がない・・・あわててバスの運転手さんに事情を話し、降ろしてもらって、元の場所にもど
って捜すけれど見つからない。A さんの携帯を知っている人に聞いて連絡したら、お友達の
空港に向かえにいってくださった。私は送れて福岡に向かったが携帯のことが気になった。
しかし、大切な大阪のお友達をひとりで行かせるわけには・・・とバスに乗ったものの・・・
心は・・・落ち着かない。携帯の会社に連絡し、警察に問い合わせをし、あとは出てくるのを
ただ待つしかない・・・携帯がないだけで、こんなにパニックになるなんて・・・教訓・・
電話番号、住所はノートに記録することだと・・しかも連絡を取ろうとしても公衆電話がない
これには驚く・・・公衆電話のあるところを探すのが大変だった・・・次の日に
大事な約束をしている友に、名刺を見て携帯の番号に家から連絡をし、事情を話したら、
なんと、その友が私が歩いた場所に自転車をこいで行って、携帯を捜して見つけ出してくれた
。あったよ、あったよ、自分のことのように喜ぶその友に、心から感謝の涙があふれた。
その友は骨折をした足がまだ、完全に治っていない、それなのに、なんという人なんだろう
、心が厚くなった。こんな友にめぐりあえて私は幸せ者だ。人にもこんなふうに接する自分
でありあい・・・と心で繰り返し語っていた。