礼拝

ekureshia2006-12-24

ヨハネ福音書11章1節〜17節(時)

さて、ある人が病気にかかっていた。ラザロといって、マリヤとその姉妹マルタとの

村の出で、ベタニヤの人であった。このマリヤは、主に香油を塗り、髪の毛でその足を

ぬぐったマリヤであって、彼女の兄弟ラザロが病んでいたのである。そこで姉妹たちは

、イエスのところに使いを送って、言った。「主よ。ご覧ください。あなたが愛して

おられる者が病気です。」イエスはこれを聞いて、言われた。「この病気は死で終るだけ

のものではなく、神も栄光のためのものです。神の子がそれによって栄光を受けるためです。」

エスはマルタとその兄弟ラザロとを愛しておられた。そのようなわけで、イエスは、ラザロ

が病んでいることを聞かれたときも、そのおられたところになお二日とどまられた。

その後、イエスは「もう一度ユダヤに行こう。」と弟子たちに言われた。弟子たちはイエス

言った。「先生たった今ユダヤ人たちが、あなたを石打にしようとしていたのに、またそこに

おいでになるのですか。」イエスは答えられた。「昼間は十二時間あるでしょう。だれでも、

昼間歩けば、つまずくことはありません。この世の光を見ているからです。しかし夜歩けば

つまずきます。光がその人のうちにないからです。。」イエスはこのように話され、それから

、弟子たちに言われた。「わたしたちに友ラザロは眠っています。しかし、わたしは彼を

眠りから覚ましに行くのです。」そこで弟子たちはイエスに言った。「主よ、眠っている

のなら、彼は助かるでしょう。」しかしイエスはラザロの死のことを言われたのである。

だが彼らは眠った状態のことを言われたものかと思った。そこで、イエスはそのとき、

はっきりと彼らに言われた。「ラザロは死んだのです。わたしは、あなたがたのため、

すなわちあなたがたが信じるたねには、わたしがその場に居合わせなかったことを

喜んでいます。さあ、彼らのところへ行きましょう。」そこでデモスと呼ばれるトマスが

、弟子の仲間に言った。「私たちも行って、主といっしょに死のうではないか。」

それで、イエスがおいでになってみると、ラザロは墓の中に入れられて四日もたっていた。