礼拝
イエス様は12人を呼び集めて、彼らに、すべての悪霊を追い出し
病気を治すための力と権威を、お授けになりました
それから神の国を宣べ伝え、病気を直すために彼らを遣わします
その時、イエス様はこういわれました
(旅のために、何も持っていかないように、また杖も、袋もパンも
金も・・下着も2枚はいりません・・・
どんな家に入っても、そこにとどまり、そこから次の旅に出かけること
人々が受け入れない場合は、その町を出て行くときに、
彼らに対する証言として、足のちりを払い落とすこと)
その言葉をいただいて、12人は出かけていって村から村へと
回りながら、いたるところで福音を述べ伝え、病気を直しました
このうわさは国王ヘロデの元にも届いて、ヘロデは当惑しながらも
イエス様に会ってみようとされます
お弟子さんたちが帰って来た時、イエス様は彼らを連れて
ベツサイダーという町にひそかに退かれますが
多くの群集「五千人」がこれを知ってついて来てしまいます
癒しの必要な人をおいやしになられました
そのうち、日も暮れはじめて、弟子たちは群集を解散させて
くださいといいます、イエス様はあなたがたで何か
食べるものをあげなさいといわれ、私たちには5つのパンと
2匹の魚のほかは何もありませんと、答えます
イエス様は、その5つのパンと2匹の魚をとり
天を見上げてそれらを祝福して裂き、群衆に配るよう
お弟子さんに与えて、配ります、人々は食べて満腹になり
ましたし、まだたくさんあまっていました
***
このところから学んだものは、12人の弟子に力と権威を与えた
ことで、イエス様がお一人で回ることの何倍も早く人々に福音が
伝わるとの思いから、そうされたのだと思った
集まった人数が五千人以上だということを聞くとき
12弟子に授けた力と権威の意味がうなずける
それと、夕暮れ時、大勢の人は帰らない、お腹も減ってくる
そんな時、お弟子さんたちは自分たちのことを考えていたのでは
ないか、とふっと思う、それでイエス様に群集を解散させて
くださいと言ったのではないかと・・・
イエス様は違っていた、群集がお腹がすいたであろうから
何か食べ物を用意しなさい、とお弟子さんに話している
あのパンと魚の奇跡も、群集のことを思いやる愛の大きさ
がおこした奇跡と言えるのではないだろうか・・・