礼拝
ルカの福音書8章27節〜56節 (時と場合に応じて)
今日の箇所はイエス様がゲラサ人の地方に行ってのお話です
陸に上がられるとすぐ、悪霊につかれている男がイエス様と出会います
この男は長い間、家には住まず、墓場に住んでいましたが
イエス様によって、悪霊から開放されました
その男にイエス様が言ったのは『神があなたにどんな大きなことを
してくださったかを、話して聞かせなさい』という言葉でした
イエス様が帰られたとき、群衆はみんな待ちわびていたので
喜んで迎えます、するとそこに、ヤイロ(会堂管理者)という人が来て
ひれ伏し、自分の家にきていただきたい、と願います
一人娘が死にかけていたのです、イエスさまがお出かけになると
群集がみもとに押し迫って来ます、そこに12年の間病気で
苦しむ女出血が止まらない)がイエス様の着物にさわり
たちどころに出血が止まってイエス様から『あなたの信仰があなたを
直したのです、安心していきなさい』という言葉をかけてもらえたのです
そんな話をしているうちに、会堂管理者の家から人が来て
あなたのお嬢さんは亡くなりました、と告げます
『恐れないで、ただ信じなさい、そうすれば娘は治ります』
それに、子供の父と母のほかはだれもいっしょにはいることを
ゆるさなかったが、人々が泣き、悲しんでいるので
『泣かなくてもよい、死んだのではない、眠っているのです』
と言う言葉を聞いて、あざ笑っていました
イエス様は娘の手を取って叫んで言われます
『子どもよ、起きなさい』すると娘の霊が戻り、娘はただちに
起き上がったので、イエス様は娘に食事をさせるように言いつけ
両親に、このことはだれにも話さないように命じられます
***最初の男の人には、神様がしてくださったことを、伝えなさい
といわれ、娘の両親には誰にも言わないようにと命じておられた
このことにも意味があって、最初のところには同じ苦しみを
味わう人が多かったため、多くの悪霊につかれている人を
救いたかったからではなかったか、娘さんのほうは
死人が生きかえる、という奇跡なんでうわさが広がって
すべての人が死んでも生きがえる、ということはありえない
こと、なので、そういわれたのではないだろうか・・・
娘のお祈りの時も、数人だけしか、祈りの場に入ること
を許されなかったことも、意味があって信じて仰ぎ見る
心がひとつになれる数人を選んだのではないか
いずれにしても、神様は時と場合によって最善のことをしてくださる
神であるということを、深く知ることが出来る