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コリントへの第一の手紙7章23節〜40節(神様のものさし)

あなたがたは、代価をもって買われたのです。人間の奴隷となってはいけません。兄弟たち。おのおの召された

ときのままの状態で、神の御前にいなさい。処女のことについて、私は主の命令を受けてはいませんが、主のあ

われみによって信頼できる者として、意見を述べます。現在の危急のときには、男はそのままの状態にとどまる

のがよいと思います。あなたが妻に結ばれているなら、解かれたいと考えてはいけません。妻に結ばれていない

のなら、妻を得たいと思ってはいけません。しかし、たといあなたが結婚したからといって、罪を犯すのではあ

りません。たとい処女が結婚したからといって、罪を犯すのではありません。ただ、それらの人々は、その身に

苦難を招くでしょう。私はあなたがたを、そのようなめに会わせたくないのです。兄弟たちよ。私は次のことを

言いたいのです。時は縮まっています。今からは、妻のある者は、妻のない者のようにしていなさい。泣く者は

泣かない者のように、喜ぶ者は喜ばない者のように、買う者は所有しない者のようにしていなさい。世の富を用

いる者は用いすぎないようにしなさい。この世の有様は過ぎ去るからです。あなたがたが思い煩わないことを私

は望んでいます。独身の男は、どうしたら主に喜ばれるかと、主のことに心を配ります。しかし、結婚した男は

、どうしたら妻に喜ばれるかと世のことに心を配り、心が分かれるのです。独身の女や処女は、身もたましいも

きよくなるため、主のことに心を配りますが、結婚した女は、どうしたら夫に喜ばれるかと、世のことに心を配

ります。ですが、私がこう言っているのは、あなたがた自身の益のためであって、あなたがたを束縛しようとし

ているのではありません。むしろあなたがたが秩序ある生活を送って、ひたすら主に奉仕できるためなのです。

もし、処女である自分の娘の婚期も過ぎようとしていて、そのままでは、娘に対しての扱い方が正しくないと思

い、またやむをえないことがあるならば、その人は、その心のままにしなさい。罪を犯すわけではありません。

彼らに結婚させなさい。しかし、もし心のうちに堅く決意しており、ほかに強いられる事情もなく、また自分の

思うとおりに行なうことのできる人が、処女である自分の娘をそのままにしておくのなら、そのことはりっぱで

す。ですから、処女である自分の娘を結婚させる人は良いことをしているのであり、また結婚させない人は、も

っと良いことをしているのです。妻は夫が生きている間は夫に縛られています。しかし、もし夫が死んだなら、

自分の願う人と結婚する自由があります。ただ主にあってのみ、そうなのです。私の意見では、もしそのままに

していられたら、そのほうがもっと幸いです。私も、神の御霊をいただいていると思います。


***神様のものさしは人間のものさしと違って、自由自在に変わります。人間は自分の都合のいいものさし

   ですが、神様はひとりひとりの人間に合わせたものさしで量ってくださいます。私たちも神様のものさし

   のように、愛のものさしを目指しましょう。