礼拝

ヨハネ福音書6章15節〜31節(イエスを信じる)

そこで、イエスは、人々が自分を王とするために、むりやりに連れて行こうとしているのを知って、ただひとり、また山に退かれた。

夕方になって、弟子たちは湖畔に降りて行った。 そして、舟に乗り込み、カペナウムのほうへ湖を渡っていた。すでに暗くなって

いたが、イエスはまだ彼らのところに来ておられなかった。 湖は吹きまくる強風に荒れ始めた。 こうして、四、五キロメートル

ほどこぎ出したころ、彼らは、イエスが湖の上を歩いて舟に近づいて来られるのを見て、恐れた。 しかし、イエスは彼らに言われ

た。「わたしだ。恐れることはない。」 それで彼らは、イエスを喜んで舟に迎えた。舟はほどなく目的の地に着いた。 その翌日

、湖の向こう岸にいた群衆は、そこには小舟が一隻あっただけで、ほかにはなかったこと、また、その舟にイエスは弟子たちといっし

ょに乗られないで、弟子たちだけが行ったということに気づいた。 しかし、主が感謝をささげられてから、人々がパンを食べた場所

の近くに、テベリヤから数隻の小舟が来た。 群衆は、イエスがそこにおられず、弟子たちもいないことを知ると、自分たちもその小

舟に乗り込んで、イエスを捜してカペナウムに来た。 そして湖の向こう側でイエスを見つけたとき、彼らはイエスに言った。「先生

。いつここにおいでになりましたか。」 イエスは答えて言われた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。あなたがたがわた

しを捜しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからです。 なくなる食物のためではなく、いつまでも保ち、

永遠のいのちに至る食物のために働きなさい。それこそ、人の子があなたがたに与えるものです。この人の子を父すなわち神が認証さ

れたからです。」 すると彼らはイエスに言った。「私たちは、神のわざを行なうために、何をすべきでしょうか。」 イエスは答え

て言われた。「あなたがたが、神が遣わした者を信じること、それが神のわざです。」 そこで彼らはイエスに言った。「それでは、

私たちが見てあなたを信じるために、しるしとして何をしてくださいますか。どのようなことをなさいますか。 私たちの先祖は、

荒野でマナを食べました。『彼は彼らに天からパンを与えて食べさせた。』と書いてあるとおりです。」


***この箇所では、イエス様を信じるということがどのようなことであるかを、お弟子さんたちが学ぶところです。自分にとって

   都合がいい時に信じて、都合が悪くなると、心が離れるのは、本当に信じていることにはなりません。心の底からイエス様を

   信じていきましょう。