礼拝

ルカの福音書12章49節〜59節(平和について)

わたしが来たのは、地に火を投げ込むためです。だから、その火が燃えていたらと、どんなに願って

いることでしょう。 しかし、わたしには受けるバプテスマがあります。それが成し遂げられるま

は、どんなに苦しむことでしょう。 あなたがたは、地に平和を与えるためにわたしが来たと思って

いるのですか。そうではありません。あなたがたに言いますが、むしろ、分裂です。今から、一家五

人は、三人がふたりに、ふたりが三人に対抗して分かれるようになります。 父は息子に、息子は父

に対抗し、母は娘に、娘は母に対抗し、しゅうとめは嫁に、嫁はしゅうとめに対抗して分かれるよう

になります。」 群集にもこう言われた。「あなたがたは、西に雲が起こるのを見るとすぐに、『に

わか雨が来るぞ』と言い、事実そのとおりになります。 また南風が吹きだすと、『暑い日になる

ぞ』と言い、事実そのとおりになります。偽善者たち。あなたがたは地や空の現象を見分けることを

知りながら、どうして今のこの時代を見分けることができないのですか。また、なぜ自分から進ん

で、何が正しいかを判断しないのですか。 あなたを告訴する者といっしょに役人の前に行くとき

は、途中でも、熱心に彼と和解するよう努めなさい。そうでないと、その人はあなたを裁判官のもと

にひっぱって行きます。裁判官は執行人に引き渡し、執行人は牢に投げ込んでしまいます。 あなた

に言います。最後の一レプタを支払うまでは、そこから決して出られないのです。」


***今日の箇所で学ぶことは真の平和についてです。私たちは平和というもののとらえ方を間違っ

てとらえている傾向にあります。字のごとく平で和の心、のイメージは波風を立てず、穏便

に、のような感じにとらえている方が多いのです。気づきを与える意味で、イエス様の今日の

ことばがあるのだと思っています。