礼拝

ルカの福音書7章21節〜35節(心のメガネ)

ちょうどそのころ、イエスは、多くの人々を病気と苦しみと悪霊からいやし、また多くの盲人を見えるように

された。そして、答えてこう言われた。「あなたがたは行って、自分たちの見たり、聞いたりしたことをヨハネ

に報告しなさい。盲人が見えるようになり、足なえが歩き、らい病人がきよめられ、つんぼの人が聞こえ、死人

が生き返り、貧しい者に福音が宣べ伝えられています。だれでも、わたしにつまずかない者は幸いです。」ヨハネ

の使いが帰ってから、イエスは群集に、ヨハネについて話しだされた。「あなたがたは、何を見に荒野に出て行っ

たのですか。風に揺れる葦ですか。でなかったら、何を見に行ったのですか。柔らかい着物を着た人ですか。きら

びやかな着物を着て、ぜいたくに暮らしている人たちなら宮殿にいます。でなかったら、何を見に行ったのですか

預言者ですか。そのとおり。だがわたしが言いましょう。預言者よりもすぐれた者をです。そのひとこそ、『

見よ、わたしは使いをあなたの前に遣わし、あなたの道を、あなたの前に備えさせよう。』と書かれているその人

です。あなたがたに言いますが、女から生まれた者の中で、ヨハネよりもすぐれた人は、ひとりもいません。しか

し、神の国で一番小さい者でも、彼より優れています。ヨハネの教えを聞いたすべての民は、取税人たちでさえ、

ヨハネバプテスマを受けて、神の正しいことを認めたのです。これに反して、パリサイ人、律法の専門家たち

は、彼からバプテスマを受けないで、、神の自分たちに対するみこころを拒みました。では、この時代の人々は、

何にたとえたらよいでしょう。何に似ているでしょう。市場にすわって、互いに呼びかけながら、こう言っている

子どもたちに似ています。『笛を吹いてやっても、君たちは踊らなかった。ともらいの歌を歌ってやっても、泣か

なかった。』というわけは、バプテスマのヨハネが来て、パンも食べず、ぶどう酒も飲まずにいると、『あれは悪霊

につかれている。』とあなたがたは言うし、人の子が来て、たべもし、飲みもすると、『あれ見よ。食いしんぼうの

大酒飲み、取税人や罪人の仲間だ。』と言うのです。だが、知恵の正しいことは、そのすべての子どもたちが証明し

ます。


***心の中のメガネが曇っていると、真理を見極めることができません。神様につまずき、人につまずき、何を

   やっても満たされません。レンズを磨き、正しく人を見て感じる人になっていきましょう。