礼拝

ヨハネ福音書16章16節〜33節(イエスの御名)

しばらくするとあなたがたは、もはやわたしを見なくなります。しかし、また

しばらくするとわたしを見ます。」そこで弟子たちのうちのある者は互いに言った。

「『しばらくするとあなたがたは、わたしを見なくなる。しかし、またしばらくする

とわたしを見る。』また 『わたしが父のもとに行くからだ。』と主が言われるのは

どういうことなのだろう。」そこで彼らは「しばらくすると、と主が言われるのは何

のことだろうか。私たちには主の言われることがわからない。」と言った。イエス

彼らが質問したがっていることを知って、彼らに言われた。「『しばらくするとあな

たがたは、わたしをみなくなる。またしばらくするとわたしを見る。』とわたしが言

ったことについて、互いに論じ合っているのですか。まことに、まことに、あなたが

たに告げます。あなたがたは泣き、嘆き悲しむが、世は喜ぶのです。あなたがたは悲

しむが、しかし、あなたがたの悲しみは喜びにかわります。女が子を産むときには、

その時がきたので苦しみます。しかし、子を産んでしまうと、ひとりの人が世に生ま

れた喜びのために、もはやその激しい苦痛を忘れてしまいます。あなたがたにも、今

は悲しみがあるが、わたしはもう一度あなたがたに会います。そうすれば、あなたが

たの心は喜びにみたされます。そしてその喜びをあなたがたから奪い去る者はありま

せん。その日には、あなたがたはもはや、わたしに何も尋ねません。まことに、まこ

とに、あなたがたに告げます。あなたがたが父に求めることは何でも、父はわたしの

名によってそれをあなたがたにお与えになります。あなたがたは今まで、何もわたし

の名によって求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。それ

はあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。これらのことを、わたしはあ

なたがたにたとえで話しました。もはやたとえでは話さないで、父についてはっきり

と告げる時がきます。その日には、あなたがたはわたしの名によって求めるのです。

わたしはあなたがたに代わって父に願ってあげようとは言いません。それはあなたが

たがわたしを愛し、またわたしを神から出て来た者と信じたので、父ご自身があなた

がたを愛しておられるからです。わたしは父から出て、世に来ました。もう一度、わ

たしは世を去って父のみもとに行きます。」弟子たちは言った。「ああ、今あなたは

はっきりとお話になって、何一つたとえ話はなさいません。今私たちは、あなたがい

っさいのことをご存じで、だれもあなたにお尋ねする必要がないことがわかりました

。これで、私たちはあなたが神から来られたことを信じます。」イエスは彼らに答え

られた。「あなたがたは今、信じているのですか。見なさい。あなたがたが散らされ

て、それぞれ自分の家に帰り、わたしをひとり残す時が来ます。いや、すでに来てい

ます。しかし、わたしはひとりではありません。父がわたしといっしょにおられるか

らです。わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあ

って平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては艱難があります。しかし、勇

敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」



***イエスの御名には権威があり、力があります。悪霊をもこのイエスの御名の前

   におそれ、おののきます。そのお名前によって神に祈り、求めることが出来る

   ことは何と幸せなことでしょう。たくさんのお祈りをささげて、平和の風を吹

   かせたいと心でこの思いが広がります。