礼拝
ルカの福音書7章36節〜50節(自らの罪を救うもの)
あるパリサイ人の家で、イエス様が食事に招かれて
食卓に着かれた時、その町に一人の罪深い女がいて
イエスがそこにおられることを知り
香油の入った石膏のつぼを持ってきて
泣きながらイエス様の後ろで御足のそばに立ち
涙で御足をぬらし始め、髪の毛でぬぐい
御足に口づけして香油を塗った
このことで、パリサイ人は心ひそかに思った
(この人が預言者なら、この女がどんなに罪深い
者かわかるはずなのに・・・)
そこでイエスはある金貸しのたとえを話されて
罪が許されることとはどういうことなのか
を教えられた
イエス様の御足に涙で口づけをし、香油を塗った者
は多くの罪があったけれども、イエス様を愛する
信仰の深さから、あのような行動をとったが
イエス様のお言葉は、あなたの罪は許されています
と語ってくださった
***お弟子さんでさえ気づかないことを
罪深い女の人が行った・・・
今の私たちがこのような場面にいたとしたら
この女性に対して、どう思うだろうか
イエス様のような広い心で、接することが
出来るだろうか、まず人目を気にして
そんなことはしないで、誤解されるようなことは・・・
と語っていたのではないだろうか・・・
イエス様がもし、人の目を気にする方なら
同じように語ったであろうが、そうではなかった
その一人の女性の愛を感じてあげて、救ってあげた
私たち、今を生きる人間も、このような
人類愛で、多くの罪を覆う者になっていきたいものである