礼拝
コリント第一の手紙10章1節〜14節(真実を見極める力)
そこで、兄弟たち。私はあなたがたにぜひ次のことを知ってもらいたいのです。私たちの先祖はみな、
雲の下におり、みな海を通って行きました。そしてみな、雲と海とで、モーセにつくバプテスマを受け
、みな同じ御霊の食べ物を食べ、みな同じ御霊の飲み物を飲みました。というのは、彼らについて来た
御霊の岩から飲んだからです。その岩とはキリストです。にもかかわらず、彼らの大部分は神のみここ
ろにかなわず、荒野で滅ぼされました。これらのことが起こったのは、私たちへの戒めのためです。そ
れは、彼らがむさぼったように私たちが悪をむさぼることのないためです。あなたがたは、彼らの中の
ある人たちにならって、偶像崇拝者となってはいけません。聖書には、「民が、すわっては飲み食いし
、立っては踊った。」と書いてあります。また、私たちは、彼らのある人たちが姦淫をしたのにならっ
て姦淫をすることはないようにしましょう。彼らは姦淫のゆえに一日に二万三千人死にました。私たち
は、さらに、彼らの中のある人たちが主を試みたのにならって主を試みることはないようにしましょう
。彼らは蛇に滅ぼされました。 また、彼らの中のある人たちがつぶやいたのにならってつぶやいては
いけません。彼らは滅ぼす者に滅ぼされました。これらのことが彼らに起こったのは、戒めのためであ
り、それが書かれたのは、世の終わりに臨んでいる私たちへの教訓とするためです。ですから、立って
いると思う者は、倒れないように気をつけなさい。あなたがたの会った試練はみな人の知らないような
ものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせ
るようなことはなさいません。むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えて
くださいます。ですから、私の愛する者たちよ。偶像礼拝を避けなさい。
***今の世の中はまどわしでいっぱいです。なにが真実で、なにが偽りなのかを、しっかりと見分けて
いきましょう。今日の箇所の中のことだけでも、ひとつひとつの文章に目を置き、その中の真実を
見極めていきましょう。