礼拝

ルカの福音書9章37節〜46節(不信仰な世の中)

次の日、一行が山から降りて来ると、大ぜいの群れがイエスを迎えた。すると、群衆の中から、ひとりの人が

叫んで言った。「先生。お願いです。息子を見てやってください。ひとり息子です。ご覧ください。霊がこの

子に取りつきますと、突然叫び出すのです。そしてひきつけさせてあわを吹かせ、かき裂いて、なかなか離れ

ようとしません。お弟子さんたちに、この霊を追い出してくださるようにお願いしたのですが、お弟子さんた

ちにはできませんでした。」イエスは答えて言われた。「ああ、不信仰な曲がった今の世だ。いつまで、あな

たがたといっしょにいて、あなたがたにがまんしていなければならないのでしょう。あなたの子をここに連れ

て来なさい。」その子が近づいて来る間にも、悪霊は彼を打ち倒して、激しくひきつけさせてしまった。それ

で、イエスは汚れた霊をしかって、その子を癒し、父親に渡された。人々はみな、神の威光に驚嘆した。イエ

スのなさったすべてのことに、人々がみな驚いていると、イエスは弟子たちにこう言われた。「このことばを

しっかりと耳に入れておきなさい。人の子は、いまに人々の手に渡されます。」しかし、弟子たちは、このこ

とばが理解できなかった。この言葉の意味は、わからないように、彼らから隠されていたのである。また彼ら

は、このみことばについてイエスに尋ねるのを恐れた。


***イエス様のお弟子さんたちは祈りを頼まれたのに、いやすことができませんでした。それは不信仰な世の

   惑わしが心を揺さぶるからだと思われます。心を強く持って信仰を揺るがないものにしていきましょう。