礼拝

ルカの福音書2章36節〜52節(少年イエス)

また、アセル族のパヌエルの娘で女預言者のアンナという人がいた。この人は非常に年を取っていた。処女の時代の

あと七年間、夫とともに住み、その後やもめになり、八十四歳になっていた。そして宮を離れず、夜も昼も、断食と

祈りを持って神に仕えていた。ちょうどこのとき、彼女もそこにいて、神にかんしゃをささげ、そして、エルサレム

の贖いを待ち望んでいるすべての人々に、この幼子のことを語った。さて彼らは主の律法による定めをすべて果たし

たので、ガリラヤの自分たちの町ナザレに帰っていった。幼子は成長し、強くなり、知恵に満ちていった。神の恵み

がその上にあった。さて、イエスの両親は、過越しの祭りには毎年エルサレムに行った。イエスが十二歳になられた

ときも、両親は祭りの慣習に従って都へ上り、祭りの期間を過ごしてから、帰路についたが、少年イエスはエルサレ

ムにとどまっておられた。両親はそれに気がつかなかった。イエスが一行の中にいるものと思って、一日の道のりを

行った。それから、親族や知人の中を捜しまわったが、見つからなかったので、イエスを捜しながら、エルサレム

で引き返した。そしてようやく三日の後に、イエスが宮で教師たちの真中にすわって、話を聞いたり質問したりして

おられるのを見つけた。両親は彼をみて驚き、母は言った。「まあ、あなたはなぜ私たちにこんなことをしたのです

。見なさい。父上も私も、心配してあなたを捜し回っていたのです。」するとイエスは両親に言われた。「どうして

、わたしをお捜しになったのですか。わたしが必ず自分の父の家にいることを、ご存じなかったのですか。」しかし

両親には、イエスの話されたことばの意味が解らなかった。それからイエスは下って行かれ、ナザレに帰って、両親

に仕えられた。母はこれらのことをみな、心に留めておいた。イエスはますます知恵が進み、背たけも大きくなり、

神と人とに愛された。


***イエスさまのご両親はイエス様をこどもとして接してておられるけど、イエス様は自分の親は神様であるという

   ことを生まれながら悟っておられたのだということが,この箇所から伝わってきます。そのイエス様を信じる私

たちは神様のこどもとして歩むことができるので感謝です。