礼拝

マタイの福音書27章45節〜54節(極限の叫び)

さて、十二時ごろから、全地が暗くなって、三時間で続いた。三時ごろ、イエスは大声で「エリ。エリ、レマ、

サバクタニ。」と叫ばれた。これは「我が神、我が神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか。」という

意味である。すると、それを聞いて、そこに立っていた人々のうち、ある者たちは、「この人はエリヤを呼んで

いる。」と言った。また、彼らのひとりがすぐ走って行って、海面を取り、それに酸いぶどう酒を含ませて、葦

の棒につけ、イエスに飲ませようとした。ほかの者たちは、「私たちはエリヤが助けにくるかどうかを見ること

にしよう。」と言った。そのとき、イエスはもう一度大声で叫んで、息を引き取られた。すると、見よ。神殿の

幕が上から下まで真二つに避けた。そして地が揺れ動き、岩が避けた。また、墓が開いて、眠っていた多くの聖

徒たちが生き返った。そして、イエスの復活の後に墓から出て来て、聖都にはいって多くの人に現われた。百人

隊長および彼といっしょにイエスの見張りをしていた人々は、地震やいろいろの出来事を見て、非常な恐れを感

じ、「この人はまことに神の子であった。と言った。


***イエス様は人間のすべての苦しみ、悲しみを体験してくださったから、私たちのことを本当に理解し、

   助けてくださることができるのです。体験した者でなければ、頭でしか理解できない、ただし体験した

   者は身体と心のすべて、で、理解することができるのです。だからすべての人を救うことのできるお方

   はイエス様だけなのです。