礼拝
ローマ人への手紙1章1節〜15節(見えない負債)
神の福音のために選び分けられ、使徒として召されたキリスト・イエスのしもべパウロー
この福音は、神がその預言者たちを通して、聖書において前から約束されたもので、御子
に関することです。御子は、肉によればダビデの子孫として生まれ、清い御霊によれば、
死者の中からの復活により、大能によって公に神の御子として示された方、私たちの主イ
エス・キリストです。このキリストによって、私たちは恵みと使徒の務めを受けました。
それは、御名のためにあらゆる国の人々の中に信仰の従順をもたらすためなのです。あな
たがたも、それらの人々の中にあって、イエス・キリストによって召された人々です。−
このパウロから、ローマにいるすべての、神に愛されている人々、召された聖徒たちへ。
私たちの父なる神と主イエス・キリストから恵みと平安があなたがたの上にありますよう
に。まず第一に、あなたがたすべてのために、私はイエス・キリストによって私の神に感
謝します。それは、あなたがたの信仰が全世界に言い伝えられているからです。私が御子
の福音を宣べ伝えつつ霊をもって仕えている神があかししてくださることですが、私はあ
なたがたのことを思わぬ時はなく、いつも祈りのたびごとに、神のみこころによって、何
とかして、今度はついに道が開かれて、あなたがたのところに行けるようにと願っていま
す。私があなたがたに会いたいと切に望むのは、御霊の賜物をいくらかでもあなたがたに
分けて、あなたがたを強くしたいからです。というよりも、あなたがたの間にいて、あな
たがたと私との互いの信仰によって、ともに励ましを受けたいのです。兄弟たち。ぜひ、
知っておいていただきたい。私はあなたがたの中でも、ほかの国の人々の中で得たと同じ
ように、いくらかの実を得ようと思って、何度もあなたがたのところに行こうとしたので
すが、今なお妨げられているのです。私は、ギリシヤ人のも未開人にも、知識のある人に
も知識のない人にも、返さなければならない負債を負っています。ですから、私としては
、ローマにいるあなたがたにも、ぜひ福音を伝えたいのです。
***パウロは多くの人に返さなければならない負債がある・・・と言っています。過去
真理を知らない時イエス様を信じる人たちを妨害する側にいたパウロ・・そのこと
を語っているのだと思います。人は知らずに人を傷つけたり、迷惑をかけたりすろ
ものですし、分かっててする場合もあります。そのことの繰り返しの中でその負債
の返済のために起こる出来事であるならすべての出来事が理解できるのではないで
しょうか・・・宇宙の法則のようなものを感じてしまうのです。