礼拝

使徒の働き13章13節〜33節(救いのことば)

パウロの一行はパポス」から船出して、パンフリヤのペルガに渡った。ここでヨハネ

一行から離れて、エルサレムに帰った。しかし彼らは、ペルガから進んでピシデヤのア

ンテオケに行き、安息日に会堂にはいって席に着いた。律法と預言者の朗読があって後

、会堂の管理者たちが、彼らのところに人をやってこう言わせた。「兄弟たち。あなたが

たのどなたか、この人たちのために奨励のことばがあったら、どうぞお話ください。」

そこでパウロが立ち上がり、手を振りながら言った。「イスラエルの人たち、並びに神を

恐れかしこむ方々。よく聞いてください。この民イスラエルの神は、私たちの先祖を選

び、民がエジプトの地に滞在していた間にこれを強大にし、御腕を高く上げて、彼らを

その地から導き出してくださいました。そして約四十年間、荒野で彼らを養われました

。それからカナンの地で、七つの民を滅ぼし、その地を相続財産として分配されました

。これが、約四百五十年間のことです。その後、預言者サムエルの時代まではさばき人

たちをお遣わしになりました。それから、彼らが王をほしがったので、神はベニヤミン

族の人、キスの子サウロを四十年間お与えになりました。それから、彼を退けて、ダビ

デを立てて王とされましたが、このダビデについてあかしして、こう言われました。『

私はエッサイの子ダビデを見いだした。彼はわたしの心にかなった者で、わたしのここ

ろをあますところなく実行する。』神はこのダビデの子孫から、約束に従って、イスラ

エルに救い主イエスをお送りになりました。この方がおいでになる前に、ヨハネがイス

ラエルのすべての民に、前もって悔い改めのバプテスマを宣べ伝えていました。ヨハネ

は、その一生を終えようとするころ、こう言いました。『あなたがたは、私をだれと思

うのですか。私はその方ではありません。ご覧なさい。その方は私のあとからおいでに

なります。私はその方のくつのひもを解く値うちもありません。』兄弟の方々、アブラ

ハムの子孫の方々、ならびに皆さんの中で神を恐れかしこむ方々。この救いのことばは

私たちに送られているのです。エルサレムに住む人々とその指導者たちは、このイエス

を認めず、また安息日ごとに読まれる預言者のことばを理解せず、イエスを罪に定めて

、その預言を成就させてしまいました。そして、死罪に当たる何の理由も見いだせなか

ったのにイエスを殺すことをピラトに強要したのです。こうして、イエスについて書い

てあることを全部成し終えて後、イエスを十字架から取り降ろして墓の中に納めました

。しかし、神はこの方を死者の中からよみがえらせたのです。イエスはご自分といっし

ょにガリラヤからエルサレムに上った人たちに、幾日もお現われになりました。きょう

、その人たちがこの民に対してイエスの証人となっています。私たちは、神が先祖たち

に対してなされた約束について、あなたがたに良い知らせをしているのです。


***救いのことばは聖書の中にあります。たくさんの傷ついた人たちに聖書の御こと

   ばの処方箋をさがしていっしょに見つけてあげませんか。今の世の中に言葉の武

   器に傷つき、苦しんでいる人がたくさんいます。傷つけられて、連鎖反応で、傷

   つける。言葉の病気にかかっている人がたくさんいます。拡散の救いのことばが

   必要です。聖書の御ことば、たくさんの人に届けたいですね・・・