礼拝

使徒の働き9章21節〜42節(聖霊と風)

これを聞いた人々はみな、驚いてこう言った。「この人はエルサレムで、この御名を

呼ぶ者たちを滅ぼした者ではありませんか。ここへやって来たのも、彼らを縛って、

祭司長たちのところへ引いて行くためではないのですか。」しかし、サウロはますま

す力を増し、イエスがキリストであることを証明して、ダマスコに住むユダヤ人たち

をうろたえさせた。多くの日数がたって後、ユダヤ人たちはサウロを殺す相談をした

が、その陰謀はサウロに知られてしまった。彼らはサウロを殺してしまおうと、昼も

夜も町の門を全部見張っていた。そこで、彼の弟子たちは、夜中に彼をかごに乗せ、

町の城壁伝いにつり降ろした。サウロはエルサレムについて、弟子たちの仲間に入ろ

うと試みたが、みなは彼を弟子だとは信じないで、恐れていた。ところが、バルナバ

はかれを引き受けて、使徒たちのところへ連れて行き、彼がダマスコに行く途中で主

を見た様子や、主が彼に向かって語られたこと、また彼がダマスコでイエスの御名を

大胆に宣べた様子などを彼らに説明した。それからサウロは、エルサレムで弟子たち

とともにいて自由に出はいりし、主の御名によって大胆に語った。そして、ギリシャ

語を使うユダヤ人たちと語ったり、論じたりしていた。しかし、彼らはサウロを殺そ

うとねらっていた。兄弟たちはそれと知って、彼をカイザリヤに連れて下り、タルソ

へ送り出した。こうして教会は、ユダヤガリラヤ、サマリヤの全知にわたり、築き

上げられて平安を保ち、主を恐れかしこみ、聖霊に励まされて前進し続けたので、信

者の数が増えていった。さて、ペテロはあらゆるところを巡回したが、ルダに住む聖

徒たちのところへも下って行った。彼はそこで、八年の間も床に着いているアイネヤ

という人に出会った。彼は中風であった。ペテロは彼にこう言った。「アイネヤ。イ

エス・キリストがあなたをいやしてくださるのです。立ち上がりなさい。そして自分

で床を整えなさい。」すると彼はただちに立ち上がった。ルダとサロンに住む人々は

みな、アイネヤを見て、主に立ち返った。ヨッパにタビタ(ギリシャ語に訳せばドルカ

ス)という女の弟子がいた。この女は、多くの良いわざと施しをしていた。ところが、

そのころ彼女は病気になって死に、人々はその遺体を洗って、屋上の間に置いた。ルダ

はヨッパに近かったので、弟子たちは、ペテロがそこにいると聞いて、人をふたり彼の

ところへ送って「すぐに来てください。」と頼んだ。そこでペテロは立って、いっしょ

に出かけた。ペテロが到着すると、彼らは屋上の間に案内した。やもめたちはみな泣き

ながら、彼のそばに来て、ドルカスがいっしょにいたころ作ってくれた下着や上着の数

々を見せるのであった。ペテロはみなの者を外に出し、ひざまずいて祈った。そしてそ

の遺体のほうを向いて、「タピタ。起きなさい。」と言った。すると彼女は目をあけ、

ペテロを見て起き上がった。そこでペテロは手を貸して彼女を立たせた。そして聖徒た

ちとやもめたちとを呼んで、生きている彼女を見せた。このことがヨッパ中に知れ渡り

、多くの人が主を信じた。そして、ペテロはしばらくの間、ヨッパで、皮なめしのシモ

ンという人の家に泊まっていた。


***今日の箇所も凄い奇跡が起こりました。神様は、神を信じ、人を愛する篤い思い                                                                    の人に聖霊の風を吹かせるようです。世界中に神様を信じる人が増えて、お互い

   が愛し合う世の中になるよう、お祈りしています。聖霊の風が吹くと世の中の、

   常識やこの世的考えが通用しない、考えられないことが起こるので、多くの人が

   この喜びを味わってほしいですね。イエス様の御名によって祈る時、神様に直通

   電話が通じ、祈りは届きます。この祈りの輪が世界中に広がって祈りで世界を変

   えることができますように・・・