礼拝

ekureshia2007-08-12

使徒の働き8章1節〜25節(神の前に正しいこと)

サウロはステパノを殺すことに賛成していた。その日、エルサレムの教会に対する

激しい迫害が起こり、使徒たち以外の者はみな、ユダヤとサマリヤの諸地方に散ら

された。敬虔な人たちはステパノを葬り、彼のために非常に悲しんだ。サウロは教

会を荒らし、家々にはいって、男も女も引きずり出し、次々に牢に入れた。他方、

散らされた人たちは、みことばを宣べ伝えながら、巡り歩いた。ピリポはサマリヤ

の町に下って行き、人々にキリストを宣べ伝えた。群衆はピリポの話を聞き、その

行なっていたしるしを見て、みなそろって、彼の語ることに耳を傾けた。汚れた霊

につかれた多くの人たちからは、その霊が大声で叫んで出て行くし、大ぜいの中風

の者や足のきかない者は直ったからである。それでその町に大きな喜びが起こった

。ところがその町にシモンという人がいた。彼は以前からこの町で魔術を行なって

、サマリヤの人々を驚かし、自分は偉大な者だと話していた。小さな者から大きな

者に至るまで、あらゆる人々が彼に関心をいだき「この人こそ、大能と呼ばれる、

神の力だ。」と言っていた。人々が彼に関心をいだいたのは、長い間、その魔術に

驚かされていたからである。しかし、ピリポが神の国イエス・キリストの御名に

ついて宣べるのを信じた彼らは、男も女もバプテスマを受けた。シモン自身も信じ

て、バプテスマを受け、いつもピリポについていた。そして、しるしとすばらしい

奇跡が行なわれるのを見て、驚いていた。さて、エルサレムにいる使徒たちは、サ

マリヤの人々が神のことばを受け入れたと聞いて、ペテロとヨハネを彼らのところ

へ遣わした。ふたりは下って行って、人々が聖霊を受けるように祈った。彼らは主

エスの御名によってバプテスマを受けていただけで、聖霊がまだだれにも下って

おられなかったからである。ふたりが彼らの上に手を置くと、彼らは聖霊を受けた

使徒たちが手を置くと聖霊が与えられるのを見たシモンは、使徒たちのところに

金を持って来て、「私が手を置いた者がだれでも聖霊を受けられるように、この権

威を私にも下さい。」と言った。ペテロは彼に向かって言った。「あなたの金はあ

なたとともに滅びるがよい。あなたは金で神の賜物を手に入れようと思っているか

らです。あなたは、このことについては何の関係もないし、それにあずかることも

できません。あなたの心が神の前に正しくないからです。だから、この悪事を悔い

改めて、主に祈りなさい。あるいは心に抱いた思いが赦されるかもしれません。あ

なたはまだ苦い胆汁と不義のきずなの中にいることが、私にはよくわかっています

。」シモンは答えて言った。「あなたの言われた事が何も私に起こらないように、

私のために主に祈ってください。」このようにして、使徒たちはおごそかにあかし

をし、また主のことばを語って後、エルサレムへの帰途につき、サマリヤの多くの

村でも福音を宣べ伝えた。



***シモンのように悔い改めて多くの人が神の前に正しい人と変えられてほしい

   と思います。神は終わりの時、すべての人にわたしの霊を注ごうーと言って

   くださいます。まだまだ道のりは遠いですが祈り続けていきたいです。