礼拝
使徒の働き7章41〜60節(天国への入学式)
そのころ彼らは子牛を作り、この偶像に供え物をささげ彼らの手で作った物を楽しんで
いました。そこで神は彼らに背を向け、彼らが天の星に仕えるままにされました。預言
者の書に書いてあるとおりです。『イスラエルの家よ、あなたがたは荒野にいた四十年
の間にほふられた獣と供え物とを、わたしに捧げたことがあったか。あなたがたは、モ
ロクの幕屋とロンパの神の星をかついでいた。それらは、あなたがたが拝むために作っ
た偶像ではないか。それゆえ、わたしは、あなたがたをバビロンのかなたへ移す。』私
たちの先祖のためには、荒野にあかしの幕屋がありました。それは見たとおりの形に造
れと、モーセに言われた方の命令どおりに、造られていました。私たちの先祖は、この
幕やを次々に受け継いで、神が先祖たちの前から異邦人を追い払い、その領土を取らせ
てくださったときには、ヨシュアとともにそれを運び入れ、ついにダビデの時代となり
ました。ダビデは神の前に恵みをいただき、ヤコブの神のために御住まいを得たいと願
い求めました。けれども神のために家を建てたのはソロモンでした。しかしいと高き方
は、手で造った家にはお住みになりません。預言者が語っているとおりです。『主が言
われる。天はわたしの王座、地はわたしの足の足台である。あなたがたは、どのような
家をわたしのために建てようとするのか。わたしの休むところとは、どこか。わたしの
手が、これらのものをみな、造ったっではないか。』かたくなで、心と耳とに割礼を受
けていない人たち。あなたがたは、先祖たちと同様に、いつも聖霊に逆らっているので
す。あなたがたの先祖が迫害しなかった預言者がだれかあったでしょうか。彼らは正し
い方が来られることを前もって宣べた人たちを殺したが、今はあなたがたが、この正し
い方を裏切る者、殺す者となりました。あなたがたは、御使いたちによって定められた
律法を受けたが、それを守ったことはありません。」人々はこれを聞いて、はらわたが
煮え返る思いで、ステパノに向かって歯ぎしりした。しかし、聖霊に満たされていたス
テパノは天を見つめ、神の栄光と、神の右に立っておられるイエスを見て、こう言った
。「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます。人々は大
声で叫びながら、耳をおおい、いっせいにステパノに殺到した。そして彼を町の外に追
い出して、石で打ち殺した。証人たちは、自分たちの着物をサウロという青年の足もと
に置いた。こうして彼らがステパノに石を投げつけていると、ステパノは主を呼んで、
こう言った。「主イエスよ。私の霊をお受けください。」そして、ひざまずいて、大声
でこう叫んだ。「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。」こう言って眠りにつ
いた。
***私たちが生まれた目的は罪の性質に気づき、悔い改め、愛を学ぶことだと思う。
ステパノは見事にこの地球学校を卒業し天国への入学式を終えたのだということ
であるなあ〜という思いがこみ上げてくる。私たちもひとりひとりの与えられた
テーマをクリヤーし無事卒業し天国への入学を実現したいものである。