礼拝

使徒の働き5章21節〜42節(命の種類)

彼らはこれを聞くと、夜明けごろ宮にはいって教え始めた。一方、大祭司とその仲間たちは

集まって来て、議会とイスラエルのすべての長老を招集し、使徒たちを引き出して来させる

ために、人を獄舎にやった。ところが役人たちが行ってみると、牢の中には彼らがいなかっ

たので、引き返してこう報告した。「獄舎は完全にしまっており、番人たちが戸口に立って

いましたが、あけてみると、中にはだれも降りませんでした。」宮の守衛長や、祭司長たち

は、このことばを聞いて、いったいこれはどうなっていくのかと、使徒たちのことで当惑し

た。そこへ、ある人がやって来て、「大変です。あなたがたが牢に入れた人たちが、宮の中

に立って、人々を教えています。」と告げた。そこで宮の守衛長は役人たちといっしょに出

て行き、使徒たちを連れて来た。しかし、手荒なことはしなかった。人々に石で打ち殺され

るのを恐れたからである。彼らが使徒たちを連れて来て議会の中に立たせると、大祭司は使

徒たちを問いただして、言った。「あの名によって教えてはならないときびしく命じておい

たのに、何ということだ。エルサレム中にあなたがたの教えを広めてしまい、そのうえ、あ

の人の血の責任をわれわれに負わせようとしているではないか。」ペテロをはじめ使徒たち

は答えて言った。「人間に従うより、神に従うべきです。私たちの先祖の神は、あなたがた

が十字架にかけて殺したイエスを、よみがえらせたのです。そして神は、イスラエルに悔い

改めと罪の赦しを与えるために、このイエスを君とし、救い主として、ご自分の右にあげら

れました。私たちはそのことの証人です。神がご自分に従う者たちにお与えになった聖霊

そのことの証人です。」彼らはこれを聞いて怒り狂い、使徒たちを殺そうと計った。ところ

が、すべての人に尊敬されている律法学者でガマリエルというパリサイ人が議会の中に立ち

使徒たちをしばらく外に出させるように命じた。それから議員たちに向かってこう言った

。「イスラエルの皆さん。この人々をどう扱うか、よく気をつけてください。というのは、

先ごろチュダが立ち上がって、自分を何か偉い者のように言い、彼に従った男の数が四百人

ほどありましたが、結局、彼は殺され、従った者は散らされて、あとかたもなくなりました

。その後、人口調査の時、ガリラヤ人が立ち上がり、民衆をそそのかして反乱を起こしまし

たが、自分は滅び、従った者たちもみな散らされてしまいました。そこで今、あなたがたに

申したいのです。あの人たちから手を引き、放っておきなさい。もし、その計画や行動が人

から出たものならば、自滅してしまうでしょう。しかし、もし神から出たものならば、あな

たがたには彼らを滅ぼすことはできないでしょう。もしかすれば、あなたがたは神に敵対す

る者になってしまいます。」彼らは彼に説得され、使徒たちを呼んで、彼らをむちで打ち、

エスの名によって語ってはならないと言い渡したうえで釈放した。そこで使徒たちは、御

名のためにはずかしめられるに値する者とされたことを喜びながら、議会から出て行った。

そして、毎日、宮や家々で教え、イエスがキリストであることを宣べ伝え続けた。


***今日は命の種類というテーマで学びましょう・・・今地球上には60億の人々が住ん

でいますが、大きく分けると、3つに別れると思います。神を信じて神と共に生きる人、権

力、名誉、物欲などの欲を第一に生きる人、どちらかに影響をうけながらも揺れる人・・・

この揺れる人の心の中に神を信じる気持ちがないかと言うと、ないことはない・・・のだが

欲もある・・・この揺れる人々の心の中にしっかりと神を受け入れる器ができたら、世の中

がもっと変わるのだと、私は思います。共にそのことのために祈りませんか・・・