礼拝

ekureshia2006-08-13

ヨハネ福音書4章43節〜54節(言葉の意味するもの)

さて、二日の後、イエスはここを去って、ガリラヤへ行かれた。

エスご自身が「預言者は自分の故郷では尊ばれない。」と

証言しておられたからである。そういうわけで、イエス

ガリラヤに行かれたとき、ガリラヤ人はイエスを歓迎した。

彼らも祭りに行っていたので、イエスが祭りの間にエルサレム

なされたすべてのことを見ていたからである。

エスは再びガリラヤのカナに行かれた。そこはかって水を

ぶどう酒にされたところである。さて、カペナウムに

病気の息子がいる王室の役人がいた。この人はイエス

ユダヤから、ガリラヤに来られたと聞いて、イエスのところ

へ行き、下って来て息子をいやしてくださるように願った。

息子が死にかかっていたからである。そこでイエス

彼に言われた。「あなたはしるしと不思議を見ないかぎり

、決して信じない。」その王室の役人はイエスに言った。

(主よ、どうか私の子どもが死なないうちに下って来て下さい。)

エスは彼に言われた。「帰って行きなさい。あなたの息子は

直っています。」その人はイエスが言われたことばを信じて

、帰途についた。彼が下っていく途中、そのしもべたちが

彼に出会って、彼の息子が直ったことを告げた。

そこで子どもがよくなった時刻を彼らに尋ねると、(きのう

七時に熱がひきました。)と言った。それで父親は、イエス

、「あなたの息子は直っている。」と言われた時刻と同じで

あることを知った。そして彼自身と彼の家のものがみな信じた。

エスは、ユダヤを去ってガリラヤに入られてから、

またこのことを、第二のしるしとして行われたのである。


***今日はイエス様の対応のしかたがいつもと違うようです

   役人の子どもが死にかかっていて、来て祈って欲しい

   と懇願されて、今までのイエス様でしたら、すぐに

   駆けつけて、お祈りされたはずですが、ここでは

   「あなたがたはしるしと不思議を見ないかぎり、決して

   信じない。」ときびしい言葉をなげかけています。

   この言葉によって、おそらくこの役人の心は砕かれ

   イエス様が行ってくれなくても、言葉を信じることが

   出来たのだと、思います。私たちは言葉を発しますが

   言葉の意味するものを察することの出来る人でありたいし

   、また人の心の奥を察して、適切なことば、いやしの

   ことば、また心が間違っていたら、気付きを与える愛の

   ことばを投げかけてあげたい・・です。