礼拝
そのころ、弟子たちはイエスに、「先生。召し上がってください。」
とお願いした。しかし、イエスは彼らに言われた。
(わたしには、あなたがたの知らない食物があります。)
そこで弟子たちは互いに言った。「だれが食べる物を持って来た
のだろうか。」
イエスは彼らに言われた。(わたしを遣わした方のみこころを行ない
、そのみわざを成し遂げることがわたしの食物です。
あなたがたは、『刈り入れ時が来るまでに、まだ四ヶ月ある。』
と言ってはいませんか。さあ、わたしの言うことを聞きなさい。
目を上げて畑を見なさい。色づいて、刈り入れるばかりになっています。
すでに、刈る者は報酬を受け、永遠のいのちに入れられる実を
集めています。それは蒔く者と刈る者がともに喜ぶためです。
こういうわけで、『ひとりが種を蒔き、ほかの者が刈り取る。』
ということわざは、ほんとうなのです。
わたしは、あなたがたに自分で労苦しなかったものを刈り取らせるために、
あなたがたを遣わしました。他の人々が苦労して、あなたがたはその
労苦の実を得ているのです。)
さて、その町のサマリヤ人のうち多くの者が「あの方は私がしたこと
全部を私に言った。」と証言したその女のことばによってイエスを信じた。
そこでサマリヤ人たちはイエスのところに来たとき、自分たちのところに
滞在してくださるように願った。そこでイエスは二日間そこに滞在された。
そして、さらに多くの人々が、イエスの言葉によって信じた。
そして彼らはその女に言った。「もう私たちはあなたが話したことによって
信じているのではありません。自分で聞いて、この方がほんとうに
世の救い主だと知っているのです。」
***今日のテーマはいのちの畑です。通常私たちが畑に種を蒔くとき、
十分畑を耕してから蒔きますし、時期も一番適切な時期に蒔きます
芽が出てから、水をやり、肥料をやり、成長しますが、その途中で
雨や嵐、台風、暑さ、寒さの試練の中で、もまれて大きくなって
いきます。私たち人間の成長も同じようです。世の中で起こる出来事
身の回りで起こること、人間関係、さまざまな試練の中で、いのち
の畑にどんな種を蒔き、どのような実をつけていくのか・・・
これは人さまざまですが、人生の中で出会うおひとり、おひとりの
中のいのちの畑を耕すこと、種まき、水やり、肥料をまく、また
収穫を刈り取ってあげる、お手伝いをさせていただくことができたら
それが私のなによりの心の食料です。