礼拝

ekureshia2006-08-06

ヨハネ福音書4章31節〜42節(いのちの畑)

そのころ、弟子たちはイエスに、「先生。召し上がってください。」

とお願いした。しかし、イエスは彼らに言われた。

(わたしには、あなたがたの知らない食物があります。)

そこで弟子たちは互いに言った。「だれが食べる物を持って来た

のだろうか。」

エスは彼らに言われた。(わたしを遣わした方のみこころを行ない

、そのみわざを成し遂げることがわたしの食物です。

あなたがたは、『刈り入れ時が来るまでに、まだ四ヶ月ある。』

と言ってはいませんか。さあ、わたしの言うことを聞きなさい。

目を上げて畑を見なさい。色づいて、刈り入れるばかりになっています。

すでに、刈る者は報酬を受け、永遠のいのちに入れられる実を

集めています。それは蒔く者と刈る者がともに喜ぶためです。

こういうわけで、『ひとりが種を蒔き、ほかの者が刈り取る。』

ということわざは、ほんとうなのです。

わたしは、あなたがたに自分で労苦しなかったものを刈り取らせるために、

あなたがたを遣わしました。他の人々が苦労して、あなたがたはその

労苦の実を得ているのです。)

さて、その町のサマリヤ人のうち多くの者が「あの方は私がしたこと

全部を私に言った。」と証言したその女のことばによってイエスを信じた。

そこでサマリヤ人たちはイエスのところに来たとき、自分たちのところに

滞在してくださるように願った。そこでイエスは二日間そこに滞在された。

そして、さらに多くの人々が、イエスの言葉によって信じた。

そして彼らはその女に言った。「もう私たちはあなたが話したことによって

信じているのではありません。自分で聞いて、この方がほんとうに

世の救い主だと知っているのです。」


***今日のテーマはいのちの畑です。通常私たちが畑に種を蒔くとき、

   十分畑を耕してから蒔きますし、時期も一番適切な時期に蒔きます

   芽が出てから、水をやり、肥料をやり、成長しますが、その途中で

   雨や嵐、台風、暑さ、寒さの試練の中で、もまれて大きくなって

   いきます。私たち人間の成長も同じようです。世の中で起こる出来事

   身の回りで起こること、人間関係、さまざまな試練の中で、いのち

   の畑にどんな種を蒔き、どのような実をつけていくのか・・・

   これは人さまざまですが、人生の中で出会うおひとり、おひとりの

   中のいのちの畑を耕すこと、種まき、水やり、肥料をまく、また

   収穫を刈り取ってあげる、お手伝いをさせていただくことができたら

   それが私のなによりの心の食料です。