礼拝

ekureshia2006-06-04

ルカの福音書24章1節〜53節(復活されたイエス様)

週の初めの明け方早く、女たちは、準備していた香料を持って

お墓に着ついて見ると、石が墓からわきにころがしてありました。

入ってみますがイエス様のからだはありません。そのため女たちが

途方にくれていると、見よ、まばゆいばかりの衣をきたふたりの人が

女たちの近くに来ます。恐ろしくなって、地面に顔を伏せていると

その人たちはこう言いました。『あなたがたは、なぜ生きている方を

死人の中で捜すのですか。ここには居られません。よみがえられた

のです。まだガリラヤにおられたころ、お話になったことを思い出し

なさい。人の子は必ず罪人らの手に引き渡され、十字架につけられ

三日目によみがえらなければならない、と言われたでしょう。』

女たちはイエス様の御言葉を思い出し、墓から戻って、十一弟子と

そのほかの人たち全部に、一部始終を報告しました。この女たちは

マグダラのマリアとヨハンナとヤコブの母マリアとでありました。

彼女たちといっしょにいた他の人たちも、このことを使途たちに

お話しますが、使途たちにはこの話はたわごとと思われたので

彼らは女たちを信用しませんでした。しかしペテロは立ち上がると

走って墓へ行き、かがんでのぞき込んだところ、亜麻布だけがあって

驚いて家に帰ります。ちょうどこの日、ふたりの弟子がエルサレム

から十一キロメートルあまり離れたエマオという村に行く途中でした

そしてふたりでこのいっさいの出来事について話し合っていました

話し合ったり、論じ合ったりしているうちに、イエス様ご自身が

近づいて、彼らとともに道をあるいておられましたが、ふたりの目は

さえぎられていて、イエスさまだとはわかりませんでした。イエス

は彼らに言われます。(歩きながらふたりで話し合っているその話は

何のことですか。)するとふたりは暗い顔つきになって立ち止まり

クレオパというほうが答えて言いました。『エルサレムにいながら

近ごろそこで起こった事を、あなただけが知らなかったのですか。』

エス様が(どんなことですか)と聞かれるとふたりは答えます

『ナザレ人イエスのことです。この方は神とすべての民の前で、行い

にもことばにも力のある預言者でした。それなのに、私たちの祭司長

や、指導者たちは、この方を引き渡して、死刑に定め、十字架に

つけたのです。しかし私たちは、この方こそイスラエルを購って

くれるはずだ、と望みをかけていました。事実、そればかりでなく

その事があって三日目になりますが、また仲間の女たちが私たちを

驚かせました。その女たちは朝早く墓に行ってみましたが、イエス

のからだが見当たらないので、戻って来ました。そして御使いたちの

幻を見たが、御使いたちがイエス様は生きておられる、と告げた、と

言うのです。それで仲間の何人かが墓に行ってみたのですが、女たち

のいうとおりで、イエス様は見当たらなかった、というのです。』

するとイエス様は(ああ、愚かな人たち。預言者の言ったすべてを

信じない、心の鈍い人たち。キリストは、必ず、そのような苦しみ

を受けて、それから彼の栄光に入るはずではなかったのですか。)

それからイエス様は、モーセおよびすべての預言者から始めて

聖書全体の中で、ご自分について書いてある事柄を彼らに解き

明かされました。彼らは目的の村に近づいたが、イエス様はまだ

先に行きそうなご様子でした。そこで彼らが『いっしょにお泊り

ください。そろそろ夕刻になりますし、日もおおかた傾きましたから』

と言って無理に願ったので、イエス様は彼らといっしょに泊まるために

中に入られ、彼らとともに食卓に着かれますが、イエス様はパンを

取って祝福し、裂いて彼らに渡されました。それで彼らの目が開かれ

エス様だということがわかりました。するとイエス様は彼らには

見えなくなってしまいました。そこでふたりは話し合いました。

『道々お話になっている間も、私たちの心は燃えていたではないか』

すぐさまふたりは立って、エルサレムに戻ってみると、十一使徒

その仲間が集まって『ほんとうに主はよみがえって、シモンにお姿を

現された。』と言っていました。彼らも道であったいろいろなことや

パンを裂かれたときにイエス様だとわかった次第を話しました。

これらのことを話している間に、イエス様ご自身が彼らの真中に

立たれました。彼らは驚き恐れて、霊を見ているのだと思いました

するとイエス様は言われます。(なぜ取り乱しているのですか。どうして

心に疑いを起こすのですか。わたしの手や足を見なさい。まさしくわたし

です。わたしにさわって、よく見なさい。霊ならこんな肉や骨はありません。

わたしは持っています。)それでも、彼らはうれしさのあまりまだ信じられず

、不思議がっているので、イエス様は(ここに何か食べ物がありますか)

と言われます。そこで焼いた魚を一切れ差し上げると、イエス様は彼らの前で

それを取って召し上がり、言われました。(わたしがあなたがたといっしょに

いたころ、あなたがたに話したことばはこうです。わたしについてモーセ

律法と預言書と詩篇とに書かれて書かれてあることは、必ず全部成就すると

いうことでした。)

そこでイエス様は聖書を悟らせるために彼らの心を開いて、こう言われました

(次のように書いてあります。キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中から

よみがえり、その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、エルサレムから

始まってあらゆる国の人々に述べ伝えられる。あなたがたはこのことの

証人です。さあわたしはわたしの父の約束してくださったものをあなたがたに

送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまって

いなさい。)それからイエス様は、彼らをベタニヤまで連れて行き。手を上げて

祝福されました。そして祝福しながら、彼らから離れていかれました。

彼らは非常な喜びを抱いてエルサレムに帰り、いつも宮にいて神をほめたたえました


***今年は4月16日が復活祭でしたが今日はペンテコステの日です。聖霊

    力を十分いただきましょう