礼拝

ekureshia2005-11-20

ルカの福音書12章13節〜21節(どん欲)

群衆の中の一人が(先生。私と遺産を分けるように

私の兄弟に話してください)とイエス様にお願いします

するとイエス様は彼に言います

(いったい誰がわたしをあなたがたの裁判官や

調停者に任命したのですか)そして人々に向かって

語られます(どんな貪欲にも注意して、よく警戒しなさい

なぜなら、いくら豊かな人でも、その人のいのちは

財産にあるのではないからです)

それから人々にたとえをお話されました

ある金持ちの畑がとても豊作でした

そこで彼は心の中でこう言いながら考えます

(どうしよう。作物を蓄えておく場所がない

あの倉を取りこわして、もっと大きいのを建て

穀物や財産はみなそこにしまっておこう

そして自分のたましいにこう言おう

たましいよ、これから先何年分もいっぱい

物がためられた。さあ安心して食べて、飲んで、楽しめ)

しかし神様は彼に言われます

『愚か者、おまえのたましいは今夜おまえから

取り去られる。そうしたらお前が用意した物は

いったい誰のものになるのか』

自分のために蓄えても神の前に富まないものはこのとおりです



***この世の中は貪欲の固まりのようなもので、自分のための

   欲が仲たがいを生み、しこりとなり、国同士では戦争へと

   つながっていく、貪欲という欲を心の中から追い出し

   お互いを思いやる愛の心が増していったら

   少しは世界が変わるのではないだろうか